日本サッカー界のエース候補がポルトガル1部リーグ直接対決をしましたね。「中島翔哉選手vs安西幸輝選手」ともに、東京ヴェルディユース出身。育成に定評があるヴェルティだけに、育成に関わったコーチたちも嬉しいことでしょう!!(トップ写真はヴェルディアカデミーのサイトから)
こんにちは「コーチ」です。中島翔哉選手のことは過去のブログ記事でも書きました。実は、僕はかなり前から中島君には注目していました。
日本のサッカー界をしょって立つ2選手の試合に鳥肌が立ちました!!
【希望】中島&安西のプレーに「サッカー界の未来」を見た!!
報道によると、ポルトガル1部リーグ第5節(現地9月15日)「ポルティモネンセvsポルト」の仔細の72分から、試合終了までの約26分間で、中島と安西の対決が見られました。
右サイドバックで先発起用されたポルティモネンセの安西幸輝選手に対し、72分に途中出場した中島翔哉選手はポルトの左サイドMFの位置に入りました。
直接1対1をするような機会はほとんどありませんでしたが、中島選手が鋭いスライディングで安西からボールを奪うなど、2人が近い距離で絡む場面は何度か見られました。
試合は前半でポルトが2点のリードを奪いましたが、後半に安西選手の移籍後初ゴールでポルティモネンセが同点となりました。
後半アディショナルタイムの98分にコーナーキックからポルトが決勝点を挙げて、試合はポルトが3-2で勝ちました。
試合後、中島とのマッチアップについて、安西選手は『すごく嬉しかったですし、こういう日本じゃなくて、海外でマッチアップするというのはまた違う気持ちが湧いてくる・・・』と感慨深げに語ったそうです。
ちなみに、東京ヴェルディユースで中島選手が安西選手よりも1学年先輩にあたります。
安西選手は2018年に鹿島アントラーズ移籍でJ1へ。一方、中島選手は2017年8月にFC東京からポルティモネンセへ移籍したので、〝すれ違い〟でJリーグでの対戦はありませんでしした。
日本代表でもチームメイトですし、2人が公式戦で対戦相手として同じピッチに立つというのは、これまでにないことだったのです。
【安西幸輝プロフィール】 生年月日:1995年5月31日(24歳) 出身地:埼玉県川口市 身長:172cm 体重:64kg 在籍チーム:ポルトガルの旗 ポルティモネンセSC ポジション:DF / MF 利き足: 右足 ジュニアからヴェルディに所属していたが、中学3年の頃には高校サッカーへの転向を 考えていた。当時ヴェルディユースの監督をしていた都並敏史は安西の才能を高く評価 しており、両親を説得して彼をユースに留まらせた。 2014年はルーキーながら開幕から右サイドバックのスタメンに定着している。同年オフ にはウエストハムへの練習参加を行った。2017年になるとウイングでも起用され、 好クロスを配給した。 2018年より鹿島アントラーズに完全移籍で加入。開幕戦の清水エスパルス戦でJ1リーグ 初先発を果たした。第17節の柏レイソル戦で決めた得点がベストゴール賞に選出された。 2019年7月9日、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)のポルティモネンセSCへ 完全移籍する事を発表。8月9日、開幕戦のCFベレネンセス戦でポルトガルデビューを果たした。
【驚異】日本代表に4人のヴェルディユース出身選手!!
現在、ワールドカップアジア2次予選を戦っている日本代表選手の中に4人のヴェルティーユース出身選手がいます。
中島翔哉選手、安西幸輝選手、MF小林祐希選手(フローニンゲン)、畠中槙之輔選手(横浜FM)です。これを見ても『東京ヴェルディの下部組織の育成の凄さ!!』が分かりますね。
僕らサッカー指導者にしてみたら…「育成のヴェルディ」は憧れですわ。
【感想?】ヴェルディユース出身選手には独特の雰囲気が!!
「コーチ」が所属していたJリーグクラブには、ヴェルティユース出身の選手が数名いました。彼らの雰囲気が独特さを醸し出していました。
南米的というか、ナンと言うか・・・、〝自由さ〟〝奔放さ〟。
年上に対しても普段からガンガンものを言うそんな、体育会系の部活選手とは対照的な感じでした。彼らは、年齢の上のスタッフにも、かなりフレンドリーな口調で話しをしていました。そばで見ていてびっくりしていました。
でも、プレーになると、自己主張を抑えて「チームが勝つための貪欲さ」がありました!!
まとめ:ドリブルに「マインド」がある?!
最後に、「コーチ」が一番期待している選手は中島翔哉選手です。彼のドリブル技術は歴代日本人選手で最高!!と思っています。
ドリブルデザイナーの岡部将和さんも、中島選手のドリブルを絶賛しています。
↑ この動画の15分過ぎからです。
小林祐希選手も岡部さんとの付き合いが深く、ドリブルに関して〝マインド〟がある、ヴェルディ出身者の共通の〝ツボ〟があるようにも思えます。
僕は小林選手とは直接、プレーしたことがありません。僕が引退して「リベルタサッカースクール」でサッカーコーチをしていた時に、小林選手はユースに所属しながらプロデビューしました。正直、僕は嫉妬しながら彼のプレーを見たのを思い出します。